福岡楠の会

<農業体験>

⒓月13日(日)

曇り時々小雨。

少し寒いし、小さな雨が降っているが、若者は気にしていない。

秋に植えたグリーンピースがそろそろ杖を欲しそうです。しかし草もよく成長していてちょっと邪魔ですから草取りをしました。

 

12月20日(日)曇りのち晴れ

人参、サトイモ、白菜、青梗菜、大根、かぶ、ネギ、ゴボウモ、小松菜の収穫をしました。

お正月用にだけ使われる金時人参を植えてみました。ちゃんとそれらしくなっていたのは大満足。

 

 

12月29日(火)晴れ 

今年最後の作業日。耕運機をかけ、大豆を作った畑の豆がらや枯草を燃やして、来季の畑の整備をしました。

 

 

 

<パソコン教室>

~第6期パソコン講習会を終わって~

11月22日から6回にわたって講座を無事終了しました。今回の最も大きなテーマは、「ひきこもり者にとって大事な、他人の思惑に振り回されず、自分の言いたいこと、自分が大事にしていることを表現すること」として、「パワーポイント作成」に取り組みました。講師の鳥巣正治先生が、「焦点を絞り、それをいかにぶれずに表現していくか」という高度な技を楽しくご指導くださったのは正に的を得たものと言えます。また、パソコンに不慣れな人にも根気よく付き合ってくださったアシスタントがいました。

これらもすべて平成18年度からWAMの助成を受けて続いてきたパソコン講習会と、楠の会の日頃の活動の積み上げの上に成り立っていると実感しました。今回若者・親それぞれ4名(計8名)が参加しました。

作品は

①農作業体験で自分が作っている農作物の紹介、

②3Dゲーム機で撮った感動映像を綴った作品、

③有明海へ至る筑後川の風景、

④激動の前半生の振返り、

⑤脳機能の差から見た男女の行動の違い、

⑥息子さんとのヨーロッパ旅行の記録で、それぞれの琴線をうかがわせる6点でした。いつかこれら作品の発表の機会を持ちたいと思っています。

(担当者B)※感想文を「わかばレター」に載せています。

 


当初、どうなることかと思ってスタートしましたが、参加者:若者4名、親4名のうち、最終日は若者2名、親3名、スタッフ3名。発表会には支援者(KA・K)が2名来て下さり賑やかに。発表は時間がかかりました。参加者全員からコメントをいただきましたのでご披露します。

 

T君:このPC講習会で初めてパワーポントを使ったけどやってみると面白かったです。

 

E君:見学するだけにしようとはじめ思っていましたが、第1回から第6回まですべて参加して本当に良かったと思います。

 

Y君:PC講座、初参加して良かったと思っています。PCに疎い僕にとって、右も左もわからない作業でしたが、Nさんや先生の指導もあり、自分の作品ができた事は、大変凄い事だと言えます。あとWord、Excel、PowerPointそろってOfficeということがわかりました。

 

親A:アニメーションの方法を教わり、本格的なパワーポイントを作成できるようになりました。ありがとうございました。

 

親F:Tさんの自分史は子孫に残しておくといいですね。

 

Aさん、男と女のテーマはおもしろい独創的な切り口でした。若者たちのアイデアのフレッシュさが際立っていました。それぞれの持ち味が発揮できたと思います。

 

親T:応援支援ということで参加しました。テーマに迷いましたが、我人生(誕生~大卒まで)に決め、人生のふりかえり。多勢の人より支援を受けたことを思い出し、感謝感謝です。

 

KA:農作業のスライド、字とグラフの色が連動していてとても分かり易かった。海の中道の写真は、画面の切り取り方が上手で、説得力があった。他の方々も力作揃いで、具体的な素材を基に発表されていた。

 

K:人は己を知る者のために死す。己をさらけ出される事は信頼の基本でしょうネ。

 

助手N君:皆様の作品おもしろかったです。お疲れ様でした。

 

講師T:たった6日間でしたが、非常に有意義な日々でした。みんながいろんな意味で成長するのがうれしかったです。

 

担当B:若者の素晴らしいそれぞれの思い、感性にただ関心いたしました。これを糧にまた自分の中の気持ちや関心に自信をもって歩いてほしいと思います。応援支援として参加くださった親御さんが最も有効にお使いいただいたようで何よりでした。

 

※以上記事写真は会報より抜粋   写真上・講習会修了証書授与式 写真下・作品発表会